ダイオライト記念2023
いよいよ来週3月15日に迫った南関東競馬、船橋競馬場でダイオライト記念2023(JPN III)が行われます。
この記事では、南関東競馬を始めたばっかりの初心者の方や中級者の方の中でももう一度ダイオライト記念が行われる船橋競馬場のコースや馬場について確認したい方にもおすすめ記事となっていますので参考にしていただければ幸いです。
出走条件
ダイオライト記念は、長距離のダート重賞競走としてこの春の南関東競馬の名物となっています。
このダイオライト記念の出走条件はサラブレッド系4歳以上となっており、フルゲート14頭(南関東所属馬7頭、地方他地区所属馬3頭、中央競馬所属馬4頭)、報知グランプリカップと金盃の上位2着以上の馬、報知オールスターカップの優勝馬に優先出走権が付与されています。
賞金
このダイオライト記念での5着までの該当馬には獲得賞金が定められており、1着3200万円、2着1120万円、3着640万円、4着320万円、5着160万円となっています。
ダイオライト記念過去5年の歴代優勝馬
開催 | 優勝馬 | 年齢 | 所属 | 騎手 |
第63回 | ケイティブレイブ | 牡5 | JRA | 福永祐一 |
第64回 | チュウワウィザード | 牡4 | JRA | 川田将雅 |
第65回 | アナザートゥルース | セ6 | JRA | C.ルメール |
第66回 | ダノンファラオ | 牡4 | JRA | 川田将雅 |
第67回 | ノーヴァレンダ | 牡6 | 川崎 | 森泰斗 |
上記の表のように、歴代の勝ち馬を見ても圧倒的にJRA(中央競馬)勢が強いということが結果として現れています。
ダイオライト記念2022では南関東競馬所属のノーヴァレンダが勝利しています。今年のダイオライト記念も馬券の中心としてはJRA勢で攻めるのがおすすめです。
そんな今年のダイオライト記念2023の出走馬は3月12日、金鯱賞が行われる日に枠順発表となります。
3月10日現在でのJRA(中央競馬)からの出走予定馬は4頭の予定となっていますね。
ダイオライト記念出走予定馬(JRA)
・グロリアムンディ(川田 将雅)
・テリオスベル(江田 照男)
・ペイシャエス(戸崎 圭太)
・メイショウフンジン(酒井 学)
船橋競馬場の馬場傾向と馬場予想は
ダイオライト記念で使用される船橋競馬場ダート2400mは、ご存知の通り1年に1回しか使用されることはありません。このダイオライト記念のためのコースと言えるでしょう。
船橋競馬場のコースは1周が1400mの左回りとなっています。よって、2400mとなるとコーナーを通過する回数としては6回、そして1400mのコースを1.5周しなければならないタフなコースに設定されていますし、ダートグレード競走の中でも数少ない長距離戦になっています。船橋名物でもある、スパイラルカーブも非常に複雑な作りになっており馬、騎手共に阿吽の呼吸でクリアしていかなければなりません。このスパイラルカーブを通過したのちに最後のストレートも300m以上ありますので騎手がどこで仕掛けるのか、それまでのポジション取りが非常に重要になってくると判断します。
また、脚質に関しては過去の結果で現れている通り圧倒的に逃げ馬が有利です。レース映像を見返していくとわかりやすいと思いますが、スタートをしっかり決めて最初のコーナー通過までに4番手以内にポジションを取らないとその後のレース展開では非常に不利な展開が待ち構えておりスタミナがないと最後の直線で勝負をかけるのがキツくなってくるレースです。
馬券については、逃げ馬を中心に展開していくのがベストです。ペースによっては、穴馬の席も若干ありそうですがそこに関してはあまり考える必要がないと判断します。
ダイオライト記念が行われる3月15日の天気は現時点では曇りのち晴れ。しかし、千葉県船橋市にある船橋競馬場付近は13日と14に雨が降る予報が出ています。春の陽気で空気もまだ乾燥していますので不良馬場までにはならないと思いますが、馬場想定としては重馬場になることも頭の片隅に入れて予想をしていくのが良いと言えるでしょう。この2日間の雨の降り方次第では南関東所属馬の中から穴馬の台頭もありえるかもしれません。今年のダイオライト記念は3着のワイド馬券や三連複で穴を狙うような馬券の買い方も妙味としてはありそうです。
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